記者会見に臨む日本オリンピック組織委員会の森喜朗会長(右)とIOCのジョン・コーツ副会長(資料図)
2020年に開催される東京オリンピックで再びスキャンダルが発覚、暗雲で覆われる事態に陥った。12日付英ガーディアン紙は、「東京五輪招致委員会は、五輪誘致を成功させるため、国際陸上競技連盟(IAAF)のラミーヌ・ディアク前会長の息子であるパパマッサタ・ディアク氏に130万ユーロ(約1億6千万円)を支払った」というスクープ記事を掲載した。仏検察は、現在この真偽について捜査を進めている。新華社が伝えた。
スキャンダルの当事者の一人であるIAAFのラミーヌ・ディアク前会長は、収賄容疑をめぐる捜査のため、フランスから出国することを禁じられている。