2016年5月13日  
 

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人民網日本語版>>社会・生活

東京五輪、再びスキャンダル発覚 今回は「賄賂」 (3)

人民網日本語版 2016年05月13日11:16

パパマッサタ・ディアク氏

世界アンチ・ドーピング機関(WADA)の授権によって今年1月に発表された調査報告によると、ラミーヌ・ディアク前会長の2人の息子、パパマッサタ・ディアク氏と独立コンサルタントのハリール・ディアク氏、およびラミーヌ・ディアク前会長の個人弁護士はずっと、IAAFの「非公式・違法」な影の権力者として幅を利かせていた。

もう一方の当事者である東京五輪組織委員会は、五輪招致に成功する前後に、この闇口座に複数回送金したとみられる。だが、組織委員会はこれについて「一切関与していない」という立場を明らかにしている。また、同組織員会の広報チームが出張のため1週間不在にしており、コメントできないとしている。

今回明らかになった賄賂スキャンダルについては、電通も関与しているとの疑いが持たれている。同社とIAAFは、2029年までの独占スポンサー契約を締結している。なお、契約期間を2029年まで延長したのは、ラミーヌ・ディアク氏がIAAF会長職を去る直前のタイミングだった。


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