「中華母の日」の創設提案会議及び第5回中華国学ハイレベルフォーラムが8日、鄭州市で開かれた。国際儒学連合会や、中華儒学会などの専門家と研究者らは、会議で孟母受難の日、つまり孟子の生誕の日を「中華母の日」とするよう提言した。中国国際放送局日本語版が伝えた。
国際儒学連合会の王廷信顧問は「現在、世界中の数十カ国で母の日が設けられているが、それぞれの国の母の日は、その国の文化と民族の精神を代表するものだ」と語った。
中華儒学会の柳河東会長は「『中華母の日』を孟子の生誕の日に設定することは、特別な意義を持つ。孟子の母親が子供を教育する物語は、中国で広く伝えられており、母性愛は教育に重きをおいていることを物語っている点だ」としている。
「人民網日本語版」2016年5月10日