第6回北京映画祭は4月6日午前、天壇賞ノミネート作品リストを発表した。今回「天壇賞」選定委員会に参加登録を行なった6大陸における42の国・地域から合計433本の映画のうち、最終的に15作品がノミネートされ、天壇賞の10個の賞を巡って競い合う。そのうち、中国映画「出て行けよ!腫瘍君(原題:滾蛋吧!腫瘤君)」と「師父」もリストに入っている。新華網が伝えた。
2015年は世界反ファシズム戦争勝利70周年であったため、参加登録を行なった作品の多くもこのテーマに絡めたものだ。このほか、現実社会に目を向けた作品も多くの映画においてのポイントとなっている。ノミネート作品には高齢者問題、社会保障問題、景気後退を背景にした人々の生存問題、戦時中の人間性の問題など全て表現され、検討が行われた。現実に関心を寄せた特徴が今年のノミネート作品に文学性とストーリー性を持たせ、十分期待できる。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年4月7日