「中国都市競争力報告書(1973-2015)」が17日、北京で発表された。報告書では、特色的な友好都市と協力関係の構築は国家戦略と地域協力を支えとしなければならず、将来的には「一帯一路(1ベルト、1ロード)」沿線国の友好都市群を代表とする友好都市群が全面的に構築される見込みと指摘された。中国青年網が伝えた。
報告書によると、「一帯一路」が提唱する重点的実施項目は「政策、施設、貿易、資金、人というそれぞれの分野でスムーズに意思疎通を図ること」であり、外交、経済、貿易、金融、インフラ、交通、社会、環境などの各方面に及んでおり、「都市交流と協力を展開し、沿線国の主な都市との友好都市の締結を歓迎することで、人的・文化的な交流を重点的に実務協力を強調し、より多くの活発な協力の模範事例を形成する」ことを奨励すると打ち出している。その中には、シルクロードの真珠としての都市が「都市外交」でつながり、経済と文化交流の相互作用によって互いを引き立たせる。都市の潜在的外交パワーを生かし、各都市の優位性を比較しつつ隣接する国境の地理的優位性を発揮する。中国は相互連携・相互接続の通路と対外開放の窓口をしっかりと構築することで、点を線に、線を面に、次第に地域協力の体制を確立していく。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年3月21日