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在日本中国企業の2015年 市場を開拓、さらなる向上目指す (3)

人民網日本語版 2015年12月25日11:01

▽不動産業 ホテルから着手、単独出資から資本提携まで

2015年、円安と中国人の訪日旅行ブームの影響を受け、中国企業に日本の不動産投資を拡大する兆しが見え始めた。

商業施設を経営する上海豫園旅游商城は11月、北海道のリゾート施設「星野リゾートトマム」を買収。一方、豫園旅游商城の22.9%の株式を保有する復星集団は最も早く日本の不動産投資を開始した中国企業だ。2014年5月、復星集団は株式会社イデラ・キャピタルマネジメントを買収し、日本市場に進出した。同年8月には東京・品川のオフィスビルを取得、12月には23階建てのオフィスビル「品川シーサイドパークタワー」を買収した。今年12月、復星集団は東京の晴海アイランドトリトンスクエアのオフィスタワーW棟を取得し、日本での布陣を加速している。

春秋航空の親会社・春秋集団は今後3~5年内に日本国内で15~20軒のホテルを開業する計画だ。春秋集団は日本のサンフロンティア不動産と協力し、約200億円を投資する。

また、積水ハウスも春秋航空集団と資本提携する方針で、2016年3月末までに春秋航空日本公司に約30億円を出資する。春秋集団は、就航する空港の周辺にホテルおよびビジネス施設を建設する計画で、積水ハウスは施設の開発・建設面で協力し、訪日客関連業務を拡大する。

▽科学技術 ローカル化で人気と評価を得る

2015年、ファーウェイ(華為技術)日本株式会社は創立10周年を迎えた。2005年の創立時、日本でほぼ無名の小企業だったファーウェイは今や、研究開発・調達・販売・サービスが一体化した、多くのパートナーを持つ現地化された企業へと成長した。2015年の展示会Interop Tokyoで発表されたBest of Show Awardで、IT業界の権威ある専門家による厳しい審査の末、ファーウェイのコア・ルータNE5000Eが、その卓越した性能とグリーン・省エネ設計によりグランプリを獲得し、FusionServer RH8100 V3 ミッション・クリティカル・サーバが、革新的で信頼性の高いデザイン、フレキシブルな拡張能力と卓越した計算性能により、準グランプリを受賞した。Interop Tokyoでファーウェイが賞を受賞するのはこれが3回目となり、技術力の高さと品質への高い要求が知られる日本市場で認められたことが示された。


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