国慶節(建国記念日)に合わせた7連休期間中、海外各地には中国人観光客が押し寄せ、世界各地で話題となった。旅行に関する口コミ・価格比較を中心とするウェブサイト・トリップアドバイザーは、2015年、海外旅行に出かける中国人の数が前年比14%増になると予測しており、調査に回答した48%の人が「旅行にかける支出を増やす」と答えた。ちなみに、14年は、海外旅行に出かけた中国人の数は初めて延べ1億人を突破し、海外における支出も1648億ドル(約19兆7760億円)と過去最高を記録した。新華網が報じた。
現在の勢いのまま行くと、昨年の記録が今年再び塗り替えられるのは必至の情勢で、海外各国は中国人観光客を呼び込もうと争奪戦を繰り広げている。「歓迎」されるというのは中国人にとっても喜ばしいこと。ただ、事件や事故に巻き込まれるケースも増加しており懸念もある。