頭に草木が生えているように見えるヘアアクセサリーが現在、中国でブームとなっている。しかし、ブームの起源を知っている人は誰もいない。参考消息が米国メディアの報道を引用して報じた。
北京で古い路地の街並みが残る人気観光スポット「南鑼鼓巷」では、プラスチック製のこのヘアアクセサリーを販売する露店商を、老若男女問わず多くの観光客が取り囲み、それを買っては頭に付け、自撮りをしている姿を目にすることができる。そのため、このファッションブームは「南鑼鼓巷」が火付け役となったのではないかとも思われる。
しかし、米CNNの街頭調査では、このブームの起源を知っている人はいなかったようだ。
湖北省から北京に旅行に来ていたある若者はCNNの取材に対して、「このへアアクセサリーを付けるとおもしろい。その背後にどんな意義があるのかは気にしていない」と答えた。