香港メディア「文匯報」によると、アップルの新型スマートフォンiPhone 6Sと6S Plusは、中国大陸部や香港地区など世界12地域で予約受付を開始しているが、各地とも価格が異なり、中国大陸部は香港地区より高くなっている。また、海外メディアが12地域の価格を比較したところによると、フランスが最高値(アメリカより30%高)となり、中国大陸部は4番目に高く、香港地区は8番目と比較的安いことが分かった。中国新聞網が伝えた。
フランスが最高値 アメリカより3割高
報道によると、各地で販売される16GB版の6Sと6S Plusを米ドル換算で比較した結果、両機種の香港での販売価格は721ドルと824ドルで、アジアでは日本に次いで安い価格であった。中国内陸部では、人民元が大幅に下落しているにも関わらず、価格は昨年と変わらず828ドルと954ドルでアジア最高値であった。
報道は、欧州の販売価格が世界で最も高く、このうちフランスの6Sの販売価格は846.5ドルで、世界一安いアメリカの649ドルと比べれば約30%も高いことになり、ドイツも負けじと835.2ドルで2番目に高い地域となったと伝えた。また、過去12ヶ月においてユーロは大きく下落しており、仏独両国の消費者は16GBの6Sに40ユーロも多く払わなければならず、その「痛みは2倍」とも伝えた。(編集IM)
「人民網日本語版」2015年9月15日