日本人は贈り物にとてもこだわっており、客として友人の家に行く時も、冠婚葬祭の時も贈り物を用意する。日本人は一般的に貴重なものを送ることはせず、食品や日常生活に使うことが多い。中でもタオルが最も一般的な贈り物だ。
手の込んだ美味しいお菓子、ビール、ワイン、生花、お茶、スイカは日本人が親しい人を訪問するときの贈り物だ。このほか、綺麗に包装されたタオルも非常に体裁が良い贈り物である。ある日本人の友人によると「もし贈り物がとても貴重なものだとしたら、贈り物を受け取った人が恐縮する。受け取ってしまうと相手に何でもお願いされる心配があり、普通は拒否する。タオルなら高価ではないので送る人も受ける人も負担が少ない」という。