国務院新聞弁公室が9日に開いた国務院政策定例記者会見において、中国住宅・都市農村建設部(省)の陸克華副部長は、「中国は雨水の貯水・排水をスムーズにし、合理的に利用する『スポンジ都市』の建設を加速し、雨水の70%を現地で消化・利用する」と表明した。光明日報が伝えた。
このほど開かれた国務院常務会議は、スポンジ都市の建設により、都市の開発・建設の生態環境への影響を最小限にとどめるよう求めた。
いわゆるスポンジ都市とは、流れる雨水をスポンジのように「吸収・貯水・浸透・浄化」し、地下水を補給し、水の循環を調節する都市を意味する。水不足の時期には貯水していた水を使用し、都市における水の移動をより「自然」に近づける。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年10月12日