在日本中国大使館のウェブサイトによると8月27日、在日本中国大使館の郭燕・公使は千葉県日中友好協会2015年度総会に出席した。総会には千葉県日中友好協会の早川恒雄現会長、佐々木久昭新会長、日中友好協会全国本部の永田哲二常務理事、日中友好千葉県議員連盟の本清秀雄会長、千葉県日中友好協会会員など100人近くが出席した。
郭公使は次のように述べた。
近年中日関係は厳しい試練にさらされたが、千葉県日中友好協会は一貫して中日友好の旗を掲げ、千葉県各界を団結させ、積極的に訪中団を派遣し、中国語研修、中国留学生支援などの活動を展開し、対中交流と協力を深め、両国国民の相互理解と友好感情を増進させるために貴重な貢献をした。現在中日関係には改善の兆しが見られ、各分野の交流は徐々に回復しているが、なお複雑でデリケートな要因が存在する。今年は第二次世界大戦終結70周年で、国際社会はさまざまな方法で記念活動を行っており、安倍首相も少し前に70周年談話を発表した。過去の歴史を正しく認識し、向き合うことは日本と隣国の関係改善の重要な基礎であり、未来を切り開くための前提でもある。今日、中日双方は「歴史を鑑とし未来に向かう」精神に基づき、共に平和・発展を促し、代々の友好をはかり、両国が発展する素晴らしい未来をつくり、アジアと世界の平和に貢献すべきだ。「民で官を促す」中日関係の優れた伝統は、関係の絶え間ない前向きな発展の重要な原動力である。今年5月、習主席は中日友好交流大会に出席した際、両国の民間交流の意義を高く評価し、千葉県日中友好協会がたゆまず努力し、引き続き両国関係の改善と発展に積極的な貢献を果たすよう期待を寄せた。(写真は在日本中国大使館のウェブサイトより)(編集XM)
「人民網日本語版」2015年9月1日