2015年6月3日  
 

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日本観光局理事長「中国人観光客に『日本の地方文化』味わってもらいたい」

日本の政経界から届いた新春挨拶

人民網日本語版 2015年02月16日07:32

昨年、かつてない厳しい局面に直面していた中日関係は、改善への重要な一歩を踏み出し、非凡な過程を経験しました。それと同時に、民間交流とりわけ中国人の訪日観光客数の規模は年々拡大も見せており、こうした民間交流が両国の政府交流および経済交流を改善する新たな力となりつつある。2015年の春節(旧正月、今年は2月19日)を迎えるに当たり、人民網は中日交流に尽力する日本の政経界の有識者を独占取材した。世論が顕在的あるいは潜在的に両国の対立を伝える中、中日友好を掲げそれを堅持する有識者らの理性的な声に耳を傾けてみたい。

松山良一 日本政府観光局理事長

訪日ビザの緩和や免税対象商品の拡大、円安といった有利な条件が揃い、今や訪日中国人観光客の数は急上昇している。昨年の中国大陸の訪日観光客数はのべ240万人に達し、前年同期比83%の増加となった。松山氏は、今年の春節期間中にはより多くの中国人観光客に日本を楽しんでもらいたいとした上で、「日本の地方都市にも豊富な観光資源があり、日本の特色ある伝統文化を味わうことができる。その多くが中国との悠久の交流の中で形成されたものであり、ぜひそうした地方文化を味わってもらいたい」と語った。

◆記者:最初の質問なんですけれでも、JNTOの責任者として、中国というマーケットをどのようにご覧になっておられますか?

松山氏:日本と中国は長い歴史をお互いに共有してまして、今は切っても切れない関係になっていると思います。そういう中で、観光というのは人と人の交流を促進して、お互いの相互理解を増進させる大事な機会だと思っております。そういう意味で、中国から多くの方に日本に来て頂いて、かつ日本から多くの方が中国を訪れて、そこでお互いの理解を深めるということを今一生懸命取り組んでいるところです。


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