米国のノースウエスタン大学の研究員がこのほど「スリムな人が他の人に比べて必ずしも良いものを多く食べ、たくさん身体を鍛えているとは限らず、ただ早起きして少し多く太陽の光を浴びるだけである」と発表した。中国婦女報が伝えた。
論文の共著者であるノースウエスト大学のフェインバーグ医科大学院・神経学のキャサリン·リード准教授は「起床して太陽の光を浴びる時間が早ければ早いほど、BMI指数は減少する。逆もまたしかりである」と話す。試験者の平均年齢は30歳で、光の量と睡眠サイクルを測定、モニターするリルトバンドを着用し、7日間の期間中飲食記録を付けていた。研究により早朝の太陽の光はBMI指数の約20%に影響を及ぼすことが発見された。
もう一人の著者であるフィリス・チー氏は「太陽の光は生物の体内時計をリセットし、生理的なリズムを最も有効に調節する仲介となり、またエネルギーバランスを調節することもできる。この研究は午前8時~正午の間に多く太陽の光にあたるべきだということを証明している」と語った。研究によると、ほんの20~30分でもBMI指数に影響を与えることができる。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年7月2日