中国地質調査局・中国地質科学院地球深部探査センターが29日に設立された。同センターは深部探査技術の発展、地球科学理論の革新に取り組む。深部地質調査を展開し、エネルギー・資源・国土資源の利用空間を広げる。深部探査プラットフォームを構築し、人材を育成し、国際交流を促進する。科技日報が伝えた。
同センターの5大任務は、次の通り。(1)海・陸の深部地質調査、深部プロセス理論の革新。(2)深部鉱物資源、エネルギー密集区の「透明」な探査。(3)調査掘削、地下科学実験。(4)深部プロセスと地球動力学のシミュレート。(5)中国の深部到達計画プラットフォームの構築。
同センターは探査・エネルギー研究室、金属・鉱物資源探査研究室、深部調査掘削・地下実験研究室、深部地質・地殻変動研究室、探査データセンター、総合研究室の5つの実験室を設置する。
中国国土資源部(省)の関係者は、「同センターは必要不可欠で、国際地球科学の発展の流れに合致し、国土資源空間の深部への開拓の需要、および地質調査の地表から深部への発展の需要を満たす」と話した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年6月30日