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科学研究成果の産出量、中国が世界2位に=ネイチャー

人民網日本語版 2014年11月14日13:30

ネイチャー・パブリッシング・グループは13日に、指標「Nature Index」を発表した。加重平均の計算によると、中国は高品質の科学研究成果の産出量で世界をけん引し、米国に次ぐ2位となった。中国科学院などの中国の科学研究機関による、科学に対する貢献が増加し、注目を浴びている。中国科学報が伝えた。

同指標のデータベースは、約6万件の高品質研究論文の著者の所属機関に関する情報を調べ、世界の2万以上の科学研究機関を網羅した。データベースに収録された論文は68誌の自然科学系学術誌に掲載されたもので、これらの学術誌は研究者によって、自らの最高の研究成果を掲載する雑誌と認められている。

最新の同指標によると、東アジア・東南アジア15カ国のうち、研究成果の産出量の上位3国は、中国、日本、韓国の順となった。中国はまた、アジア太平洋で研究開発経費が最多で、成果の産出の増加率が最も高い国でもある。中国の科学研究の取り組みの拡大により、品質も向上している。中国が2013年にネイチャー誌やサイエンス誌に掲載した論文数は前年を上回り、順位を8位から5位に上げた。

北京大学は中国をけん引する研究機関であり、化学面で実力を示している。これは最も注目すべき内容だ。北京大学副学長の高松氏は、「これは北京大学の、中国科学院、米カリフォルニア大学などの科学研究機関との提携の賜物だ。今後は化学と生物学の学際的な分野に注目し、高品質の科学研究成果の産出を促す」と語った。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年11月14日

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