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経済低迷する日本、女性が「断捨離」でダイヤを売却

人民網日本語版 2015年06月29日10:47

ダイヤモンドの輝きは「永遠」であっても、経済の低迷の下では、「永遠」に所有者の指で輝き続けるわけではない。日本では現在、ダイヤの指輪などが売却されている。統計によると、大幅な円安を背景に、日本の1-4月のダイヤ輸出量は前年同期比77%急増の3万8032カラット、輸出総額は30億1000万円に達した。中国新聞網が台湾の「聯合新聞網」の25日付報道を引用して報じた。

日本がバブル景気に沸いていた1980年代、ダイヤの指輪やネックレスが女性のファッションを彩った。しかし、現在はその年代の女性が高齢化しているほか、経済が長期にわたって低迷していることもあり、クローゼットの中で眠っていたダイヤが売られている。同年代の女性はそのお金を旅行費や生活のための貯蓄に回しているようだ。ただ、買い取り価格は30年以上前に購入した時より低いこともあるようだ。

日本では、65歳以上の高齢者が人口に占める割合は2013年に25%と、1990年の12.1%から2倍以上に上昇した。中古品の売却増加の背景には、不必要な物は捨てシンプルな生活を送る「断捨離」という考え方が広がっていることがある。また、この世を去る前に相続の準備をする「終活」も影響しているようだ。

その他、日本のリサイクル市場の規模は09年以降、毎年約10%拡大し昨年は1兆5000億円に達したほか、中古のジュエリーやアクセサリーなどを合法的に売買する古物営業店舗の許可総数はここ10年の間に23%増加し74万1045店に達した。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年6月29日

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