地球観測衛星「高分8号」が26日午後2時22分、中国の太原衛星発射センターから打ち上げられた。衛星は順調に予定の軌道に入った。人民網が伝えた。
同衛星は高分解能地球観測システム国家科技重大特別プロジェクトに基づく光学地球観測衛星で、主に国土調査、都市計画、土地の権利確定、道路網の設計、農作物の生産高の評価、防災・減災などに用いられ、「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)戦略の実施などを情報面からサポートできる。同衛星と今回の打ち上げに用いられた「長征4号乙」ロケットは、中国航天科技集団公司が開発を担当。長征シリーズのロケットによる打ち上げは、今回で205回目。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年6月29日