報道によると、2013年のYPP受験者は2万2662人で、書類選考を通過して筆記試験に進めたのは3039人、最終的に人材登録バンクに登録されたのはわずか110人だったという。
▽語学力が必要
YPPは受験生に英語またはフランス語で回答するよう求めている。これはつまり、受験生は少なくともどちらか1つの言語を使えなければならないということだ。
▽豊富な職歴が必要
世界銀行が職員を募集する場合、応募者に3回以上の転職の経験があることを求める。世銀によると、経常的に融資対象の査定を行ったり験資証明を行ったりする必要がある行員は、幅広い知識や経験を備えていることが非常に重要であるため、人材募集の基本条件として3種類以上の産業で働いた経験を求めるのだという。
AIIBはアジアのインフラ建設プロジェクトにサービスを提供する金融機関であり、職員に求める職歴は世銀と似たものになるとみられる。また業務発展の必要から、AIIB独自の募集要件がうち出される可能性もある。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年4月2日