春節期間中に訪日した多くの中国人観光客の買い物リストの中に、消臭や洗浄、乾燥、抗菌機能がついた温水洗浄便座が新たに登場した。実のところ、中国人が海外でこぞって買い物するという行動はかなり以前から見られる現象だ。中国人が海外で好んで買う商品といえば、粉ミルク、携帯、高級品など。ここでは、中国人が海外で争うように買った商品をまとめてみた。人民網が伝えた。
■日本の便座が中国人観光客に買い占められる
2015年の最初の流行語はおそらく「便座」だろう。訪日した中国人が殺到したのは、新しい機能がついた温水洗浄便座だった。便座を売るショップで、多くの中国人はほとんどブランドや価格さえ問わずに、2000元(約3万8000円)相当の便座を買い占めた。実際、中国人観光客は、便座のほかにも、多くの日本商品を争うように購入した。日本の有名ブランドの電気炊飯器やステンレスボトルも中国人観光客がこぞって買う商品だ。
毎日新聞は2月22日に「『中国マネー』、春節期間に日本列島を席巻」と題する記事を掲載し、百貨店の売上高が予想を超えて過去最高を記録し、日本列島が『中国マネー』で沸騰する中、ホテルや空港は受け入れ能力が限界に達したと報じた。