■ドイツの粉ミルクを買い占める
粉ミルクも中国人が海外でこぞって買う人気商品の一つだ。春節前、ドイツのフランクフルトの各大型スーパーで嬰児用粉ミルクが棚から消える現象が起こった。この主な原因は、中国人による買い占めだ。欧州で売上No1の粉ミルク「Aptamil(アプタミル)」を販売するドイツMilupa社の広報担当者によると、「我々の粉ミルクの生産量はすでに2013年の2倍となっているが、依然として急激に拡大する需要に追い付いていない」と語る。そのため、フランクフルトの多くのスーパーで、1人につき粉ミルクの購入は3缶までとする規定ができてしまった。