中国大洋科学調査第34回調査の第2航行段階の任務を完遂した科学調査船「大洋1号」が現地時間8日午前8時半、モーリシャスのポートルイスに到着し、補給と人員の交代を行った。科技日報が伝えた。
第2航行段階の調査は40日(移動で8日、港の停泊で5日、南西インド洋の作業海域で27日)にわたり展開され、そのうち実際の作業日数は約24日で、強風を避けるため3日の時間が費やされた。第2航行段階の首席科学者、国家海洋局第二海洋研究所副研究員の李懐明氏によると、「中国大洋科学調査第34回調査実施プラン」の内容に基づき、作業海域で主に曳航体を使った熱水異常地域の探査、カメラ付きのグラブによるサンプル収集(沈積物の科学的調査とサンプル収集を含む)、海底電磁探査、高精度地形調査などの作業を行った。波の状況や設備などの原因により、第2航行段階の作業は現場で個別の調整を行い、安全かつ順調に調整後の調査活動を完了した。
大洋1号は8月13日に再び出港し、南西インド洋の作業海域における第3航行段階の調査活動に向かう予定だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年2月11日