「沈積物捕獲器」の投入に備える海洋調査船「科学号」の船員。
西太平洋の海域で作業中の海洋調査船「科学号」は、太平洋の黒潮の暖流が中国に及ぼす影響を研究するため、このほど「沈積物捕獲器」を投入した。同装置は現在、順調に稼働している。同装置は、重り、捕獲器、浮きによってできている。重りは列車の4つの車輪で出来ており、重量は約1.25トンに達し、水深約3100メートルの海底に到達できる。捕獲器はケーブルで重りとつながっており、海底240メートル・海面から700メートルの位置に固定される。捕獲器の上には4組のオレンジ色の浮きがあり、これと重りの働きにより水中の捕獲器の水深を安定させることができる。新華社が伝えた。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年1月19日