「自然界に大樹があれば小さな草もあるように、企業界にも多国籍企業があれば、小規模企業もある。金融システムにも生態の大循環があれば、小循環もあり、大銀行があれば、小銀行もあり、さらには町村銀行もある。このようにして様々な企業の発展をより全面的かつ有効に支え、実体経済の発展を支えることができ、これは雇用創出と収入増加に寄与する」――2013年9月11日、夏季ダボス会議でWEFのシュワブ会長に語った言葉
「中国経済を見るには、目先、一部、『1科目』だけを見るのではなく、それ以上に趨勢、全局、『総得点』を見る必要がある。われわれは範囲内のコントロールという基本構想を堅持する。経済成長率が7.5%前後を維持しさえすれば、少し高くても、少し低くても合理的な範囲内だ」――2014年9月10日、夏季ダボス会議開幕式での挨拶
■外交を語る
「『和』は中国五千年の文化の精髄であり、中華民族がたゆまず追い求める理想の境地でもある。中国の過去数十年間の発展は、全体的平和という環境の下で実現したものであり、そのために精神を集中して建設に取り組むことができた。今後の発展は世界平和の環境がなおさらに必要だ。そうであってこそ一意専心に発展を図ることができる。これは中国国民の根本的利益に合致する」――2010年1月28日、副総理時代のダボス会議での特別挨拶
「現代世界は経済のグローバル化、世界の多極化、社会の情報化が深く進行している。われわれは共に1つの『地球村』に住んでいるのであり、他の国々と遠く離れて単独で生きる『ロビンソン・クルーソー』になることのできる国はない」――2013年9月11日、夏季ダボス会議での特別挨拶(編集NA)
「人民網日本語版」2015年1月20 日