1月18日、最初のゴールを決めた中国の孫可
18日夜、「AFCアジアカップ2015 オーストラリア大会」グループリーグ第3節、中国代表対朝鮮代表の試合がキャンベラ・スタジアムで行われ、中国は2対1で朝鮮を下した。だが、中国代表は、その前の2戦のように、胸のすくような試合ぶりとで勝利したとは言えなかった。中国は前半、孫可(MF)の2ゴールで2点を先取したが、その後、決勝トーナメント進出がすでに決まっていたせいか、中国選手たちの気の緩んだプレーがやや目立ち、朝鮮の「必死の猛攻」に遭った。中国GK王大雷の見事なセーブがなければ、中国の三連勝は実現しなかったかもしれない。
試合が始まると、中国の選手たちは、その前の2回の試合に続き良い動きを見せた。孫可は開始直後の44秒、朝鮮のMFのミスによって運よくゴールを決めた。だが、42分のヘディングシュートは、中国の素晴らしい連携プレーの結果だった。中国は前半、サイド、ペナルティエリア両側、さらにはセンターいずれにおいても、流れるような連携プレーでボールを繋ぎ、観客を魅了しただけではなく、朝鮮代表を翻弄した。