2015年1月12日午後3時(日本時間同日午後4時)、オーストラリアのニューカッスルでアジアカップの1次リーグD組初戦が始まった。試合は、前回の覇者、日本代表が4-0とパレスチナに完勝した。遠藤保仁が前半8分にゴールを決めた後、岡崎慎司、本田圭佑(PK)、吉田麻也と相次いでゴールを決めた。人民網が伝えた。
日本代表がほぼ全試合を通じてパレスチナを支配していたことから、中国人ファンからも続々と前回覇者の日本代表が連覇するのではないかという声が挙がっている。新浪微博(ウェイボー)では、「岡崎と本田の実力が発揮されていた。優勝候補はやはり日本だろう」「日本がベスト4に進むことは間違いないだろう」と書き込む人も少なくなかった。
しかし、日本代表メンバーらの今回のアジアカップに対するコメントはかなり抑え気味だ。中国中央テレビ(CCTV)のサッカー番組「サッカーの夜」の孫雷記者は自分の微博に、「吉田選手や本田選手も今回のアジアカップの連覇には自信がないと語っている。そうだ。自信がないと…」と書き込んでいる。
しかし、多くの中国人ファンは、これは日本代表が謙虚すぎるからだと見ている。「日本代表は昨年のワールドカップで優勝したドイツ代表と似ている。これは、日本代表が優勝する気配が濃厚?」「これは、日本人の謙虚な性格によるものだろう」「どうやら昨年のワールドカップで受けたショックが大きいようだ」「徳を積んで、優勝する準備をしている?」などの書き込みが見られる。だが、中には、日本代表がアジアカップで困難に遭うことを予想する人もいる。「いくら実力がアジアトップといえども、連覇の難易度はかなり高い。どのチームも日本を研究し、対策を練っている」「控えめなのはいいことだ。昨年のワールドカップの悲劇は繰り返さないようにしないといけない。慎重に進めばいい」。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年1月14日