これらの食品や調味料は、日本人が普段買う物と大差ない。違うのは、1度に買う量が多いという点だ。自分用だけでなく、友人に頼まれて買って帰るというケースも多い。
3つ目の変化は、ショッピングの多様化と現地化だ。銀座三越の地下食品街でケーキやフルーツを買い、ホテルに戻って食べる。築地市場でいくつかの乾物を買い、日本人が普段食べている味を体験する――。スマホが普及した今、中日の情報格差は縮まっており、1つの場所をより深く楽しむタイプの旅行に、無限の可能性が広がった。ショッピングの多様化・分散化のすう勢は、今後も発展を見せる可能性がある。