日本を訪れたある中国人は、「オンリーミネラル」の5千円の福袋を手に入れた。
日本では、通常1月2日から、早いところは1月1日から初売りが始まり、各デパートは福袋を売り出す。安くて良いものが買えるため、また縁起を担ぐため、朝早く起きて福袋の列に並ぶことが日本の新年の恒例行事となった。近年、その列に中国人観光客も加わるようになり、新年の日本旅行の重要な目的となっている。ネットには詳しい福袋攻略法が書かれ、日本の各売り場も中国語の説明書きを増やして対応している。消費の動向が現地の人々と同化しつつあることは、中国人観光客のショッピング傾向の1つ目の変化と言えるだろう。
ますます多くの中国人女性が、日本人女性と同じ化粧品を購入するようになっている。ブランドコスメばかりを追い求めるのではなく、ノンアルコール、無防腐剤、無鉱物油、純天然成分の商品を選ぶようになっているのだ。