アジア大会で金メダルを獲得して、報酬が最も高いのはどの国だろう?
経済的実力が弱い朝鮮政府が逆に、金メダルを獲得した選手に住宅や輸入車などを支給している。平壤に昨年、スポーツマンションが建設されたが、今回のアジア大会で金メダルを獲得した選手は入居するチャンスがある。物質的なボーナスの他にも、朝鮮政府は選手たちに様々な称号を授与する予定だ。新民晩報が伝えた。
経済的実力が強い日本代表団は従来同様、ボーナスは支給しない方針だ。つまり政府が選手にボーナスを支払うことはないということだ。もっとも各スポーツ協会がそれぞれの実力に応じて、メダリストや功績のあったコーチにボーナスを支給する。
中国代表団は従来から金メダリストへのボーナス制度があり、今年の金メダリストのボーナスは5万元(約88万円)だ。もっとも2012年のロンドン五輪における20万元(約350万)に比べると、金額は低下している。ロンドン五輪で中国代表団は合計38の金メダルを獲得したが、前回の広州アジア大会では199の金メダルを獲得している。
韓国のボーナスは全面的だ。金メダリストは前回よりも20万ウォン高い120万ウォン(約12万円)のボーナスを受け取る。ボーナスは多くはないが、韓国では男性の金メダリストには兵役免除の政策をとっているため、これは大きな優遇措置だ。もしメダリストがすでに兵役を完了している場合、様々な生涯にわたる福利厚生を受けることができる。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年9月24日