深センの皇崗税関によると、19日に香港でiPhone 6が発売されて以来、わずか3日で皇崗通関地と福田通関地ではiPhone 6合計600台以上が押収されたという。人民網が伝えた。
19日の販売開始から同日午後3時ごろまで、17歳の学生のような格好をした中国大陸部の観光客が福田通関地から入境した。手に大きな赤いお茶の袋を持ち、わざとX線検査機を避ける様子が税関係員の注意を引き、係員が調べると茶の箱の中には茶葉ではなく、新型のiPhone 6が6台入っていた。
iPhone 6を持ち込む人の多くは若者で、香港観光の人が多く、一部の人は深センの華強北へ持ち込んで転売して利益を稼ぐことが目的だと認めている。目下、これらの事件は密輸取り締まり部門に移管されて処理されている。iPhone 6は中国大陸部での発売時期が未定で、香港版のiPhone 6は中国大陸部でも使用できる可能性があるため、中国大陸部では香港版iPhone 6の価格が高騰している。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年9月23日