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中国公安部、2カ月で海外逃亡中の経済犯88人を逮捕

人民網日本語版 2014年09月22日14:07

中国公安部(省)はこのほど、海外に逃亡・潜伏している経済犯罪容疑者を対象とした全国公安機関による一斉取締特別行動「猟狐2014」がスタートして2カ月が経過、重大な成果が段階的に得られていることを明らかにした。

公安部は国際刑事警察機構(ICPO)と提携して国際逮捕手配書(赤手配書)28件を発表、32組の特別捜査チームを続々と海外に派遣、40あまりの国・地域に逃亡・潜伏していた経済犯罪容疑者88人を逮捕した。この中には、10年以上も逃亡している11人の容疑者も含まれている。今回逮捕された容疑者の数は、昨年逮捕された海外逃亡中の経済犯の総数の約半分に上った。海外での捜査・逮捕行為は、多くの国・地域の法律執行部門の協力の下に行われ、アジア、南太平洋、西欧など地域的にも新たなブレイクスルーが得られた。

全国の公安機関は、今回の特別行動において、容疑者の逮捕と帰国の説得を同時に進行し、国際協力を念頭に置くという方針を貫いた。特に、海外逃亡者が多かった国・地域については、公安部は海外特別捜査チームを組み、チームはそれらの国・地域で集中的に容疑者を逮捕すると同時に、彼らに帰国するよう説得した。米国、カナダ、ベルギー各国では、逃亡・潜伏中の経済犯罪容疑者35人に対し、帰国して自首するよう説得にあたった。

公安部の特別行動「猟狐2014」弁公室の担当者は、次のようにコメントした。公安機関は、「容疑者がたとえ天地の果てまで逃げようと、必ず追いかける」という方針を一貫して堅持し、今回の海外一斉取締りを成功させた。海外は決して「国内法が適用できない地」ではなく、ましてや「罪を逃れることができる天国」でもない。海外逃亡で罪が帳消しになることはありえない。公安部は、海外に逃亡・潜伏している犯罪容疑者に対し、帰国して自首するよう、今後も説得を続ける。また、多くの国民が積極的に手がかりを寄せてくれることで、海外逃亡犯の逮捕に大きな助けとなるよう、切に望んでいる。 (編集KM)

「人民網日本語版」2014年9月22日

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