19日に微博(ウェイボー)を通じて引退を発表した中国のテニス選手、李娜(リー・ナ)選手は21日、北京で引退記者会見を開いた。李娜選手は来場したメディアやゲストに感謝の意を表した後、最初の言葉も終わらぬうちに、感極まって涙を流した。環球網が伝えた。
「まず皆さんがお忙しい中、週末においでいただきありがとうございます。微博で発表した後、こうして皆さんとお会いできることを嬉しく思い、中国テニス協会がこうした機会を与えてくださったことに感謝します。こうして皆さんとお会いし、お話しする機会が持てました」。「さようなら」という言葉を口に出す前に、李娜選手は涙で言葉を詰まらせた。
30分にわたる記者会見で、李娜選手は自分の発言には長い時間をかけず、主導権をメディアに譲った。この時期に引退することについて李娜選手は、年初に全豪オープンを制した後、今年引退するつもりはなかったが、両膝の故障により高い競技レベルを保てないと感じたため引退を決意したと語った。今後はテニススクールを開き、テニスの普及につとめ、子どもたちを支援するとした。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年9月22日