中国初の無線充電バス産業化モデル路線が、9月17日に湖北省襄陽市で運行開始した。同路線は、ZTEと東風汽車が共同建設した。自動車の無線充電は、現在の電気自動車業界の最先端技術の一つだ。襄陽市に敷設されたこのハイテク実用化モデル路線は、世界的にもトップクラスの革新と言える。人民日報が伝えた。
専門家は、「このモデル路線の無線充電システムは、土地を使用せず、車体の重量を増やさず、人の手を使わず、回り道をする必要がなく、電力を無駄にしないという5つの特長を持つ。有線充電の補助となり、未来の電気自動車の発展の方向ともなる」と指摘した。
各大都市の電気自動車普及は、有線充電施設を建設する土地が見つからず、費用がかかり、安全リスクが多いといった問題に直面している。ハイパワー自動車無線充電はこれらの問題を解消すると同時に、充電施設の建設・使用コストを効果的に引き下げる。また電気自動車の使用全体の経済性、充電の安全性を高め、自動化運行を完全に実現する。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年9月18日