有人潜水艇「蛟竜号」は52日間・6600海里に渡る、16地点での調査を終え、2014−2015年試験的応用航行第1航行段階の任務を順調に完了し、このほど江蘇省江陰市に向かい出発した。経済日報が伝えた。
現場指揮部総指揮、中国大洋鉱産資源研究開発協会弁公室の劉峰室長は、「蛟竜号の試験的応用航行の科学調査隊は、北太平洋采薇海山区などで10回の潜水作業を実施し、正確な測位により116の生物サンプルを収集した。コバルト・リッチ・クラストのサンプルが21個(99.2キロ)、他金属団塊のサンプルが24.32キロ、岩石のサンプルが22個(107.7キロ)、堆積物のサンプルが26本分、海水のサンプルが1232リットルに達し、采薇海山鉱区の資源・生物状況をほぼ把握した」と述べた。
第2・3航行段階は今年11月より始まる。作業エリアは、インド洋南西部の中国大洋協会熱水性硫化物調査契約区。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年8月12日