29日午前10時28分、珠江デルタ地域で製造された軽工業製品を満載した27両編成の貨物列車45510/81219が、広州鉄道の貨物輸送ターミナル・大朗駅をゆっくりと出発した。18日後にロシアの首都モスクワに到着する予定だ。これは中国が運行する鉄道では走行距離が最大の国際貨物列車で、「新鉄道シルクロード」と呼ばれている。また走行距離が世界最大の鉄道貨物列車でもある。
この列車の走行距離は1万1千キロメートル(km)あまりで、中国区間は約4400km、国外の区間は約6600km。現行の海上輸送よりも15日間以上早く貨物が届くという。この列車が運行をスタートしたことで、珠江デルタ地域と東欧との貿易における物流輸送時間とスピードのコストパフォーマンスが最高レベルに達している。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年6月30日