日本アジア投資株式会社(JAIC)の下村哲朗常務取締役の一行がこのほど、山東省青島市を視察した。JAICは同社のもつ顧客資源とルートの強みを生かして、青島国際投資有限公司などの融資プラットフォームや裕竜集団有限公司といった大手企業との協力を強化して投資ファンドを設立したい考えだ。情報技術(IT)、海洋生物、医療・介護、プロジェクト材料などの産業に重点を置き、海外の進んだ企業・技術の合併買収(M&A)や再編を通じて、青島市の海外進出と海外からの誘致という双方向の投資・貿易を発展させたいとしている。
JAICは1981年に設立された、日本の有名なベンチャー投資企業の一つで、東京証券取引所に上場している。これまでにアジア地区を中心に累計2千社に投資を行い、投資額は10億ドル(約1015億円)に達する。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年5月22日