第1四半期、中国のスマホ出荷台数が世界の3分の1占める
今年第1四半期、中国のスマートフォン出荷台数は前年同期比119%増の約6900万台に達した。市場調査会社IDCの報告書によれば、第1四半期の世界スマートフォン出荷台数は2億1600万台だった。つまり、中国の出荷台数が世界に占める割合は前年第4四半期の26%から32%に上昇し、世界スマートフォン市場のほぼ3分の1を占めたことになる。米オンラインニュースサイト「Business Insider」の報道を引用し、環球網が伝えた。
スマートフォン市場は毎年初にやや縮小するが、世界の携帯電話市場は今年第1四半期、前年同期比で50%増を達成した。中でも、中国やインドなど新興国の成長は著しかった。
IDCのデータによると、2012年第4四半期、中国のスマートフォン市場でトップとなったメーカーはサムスンで、出荷台数は1170万台、市場シェアは17%だった。聯想(レノボ)はこれに続き、出荷台数は760万台だった。アップルは依然として中国市場で苦しい戦いを強いられている。多くの中国人消費者にとって、iPhoneの価格は高すぎるため、安価なiPhoneが打ち出されない限り、アップルは中国という新興スマホ市場で敗北し続けるだろう。
報道はまた、「世界市場を見渡すと、スマートフォンの成長の中心はすでに先進国から新興国に移っている。これらの新興国は大きな利益が見込まれるため、ローエンド携帯メーカーの中興、華為、レノボだけでなく、サムソンなどもローエンド市場への進出を計画している」と指摘した。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年5月8日