中国の油菜、含油量で世界記録を更新
国家油菜産業技術体系2012年度業務会議で明らかになったところによると、中国農業科学院搾油用作物研究所の王漢中氏(国家油菜産業技術体系の主任研究員)をはじめとする研究チームが選抜育種した油菜の新品種の含油量が世界記録を更新した。人民日報海外版が伝えた。
同研究チームが選抜育種した油菜「YN171」は、国家糧食局西安油脂食品・飼料質量監督検査センターでの検査の結果、含油量が64.8%に達し、一般的な品種(41%前後)を55%上回り、世界記録を更新した。
このほか、同チームが育成した交雑油菜「11-zy293」は含油量が49.57%に達し、2011-2012年度の区域試験に参加した全国の184品種の中で最高となった。また1ムーあたりの産油量は対照品種より15.51%増の95.63キログラムに達し、産油量の増加幅は184品種のうち最高だった。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年1月22日