2013年12月31日  
 

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日本の金持ち、成金から控えめな貴族に

 2013年12月31日08:13
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 国と社会のモデルチェンジの成功に伴い、「成金」は徐々に控えめな富豪や「貴族」に向かう。広州日報が伝えた。

 この点に関しては、日本が典型的な例である。

 ◆過去:米国全土を買い占める勢い

 1980年代、日本の成金の間では米国の不動産購入が流行した。アラビア人がロンドンのメインストリートを買い占めていたころ、日本人は米国で金を湯水のごとく使っていた。ロサンゼルスだけでも、日本人は繁華街のほぼ半数の不動産を購入した。当時の日本の成金は、ツアー旅行で欧米の高級品店の商品を買い占めていた。彼らはカメラを首に下げ集団でパリの高級品店に押しかけた。手にはハンドバッグを持ち、お腹はでっぷりとビール腹で、興奮しながらキョロキョロし、売り場のショーケースに入れられているアクセサリーと高級バッグを指さしながら、「私が全部購入する」と大声で叫んでいた。

 不動産に対して、日本の成金たちは「安すぎる」ことを嫌っていたほどだ。米国人は当時、売りに出したビルに約4億ドルの値をつけたが、日本人は自らこの価格を6億1000万ドルに吊り上げた。

 驚き呆れ返る米国人に対して、日本側の職員はこう説明した。彼らの会社の社長はギネスブックに目を通し、これまでのビル売却の最高額が6億ドルであることを知り、この記録を破ろうとしたのだという。

 1980年代末、全米の10%の不動産が日本人の手中に収められた。米国人が「日本人が米国全土を購入しようとしている」と驚いたのも無理はない。

 ◆現在:富の自慢が尊重されない時代に

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コメント

最新コメント

宮田聡美   2013-12-3158.61.250.*
お金持ちが実は地味な生活をしている、というのは別に日本に限ったことではありませんよ。中国の歴代大貪官も、実は家での食事や衣服などは、質素だったという逸話がありますし、アジアで一番お金持ちの李さんの腕時計は昔昔に買った物そのままだそうですね。世の中には、自分を飾るよりも、預金通帳のゼロが増えることや、お金で他人と世の中を支配しているという実感に、無上の喜びを見出す人もいます。貧困層の嫉妬や暴力を受けるのもウザイですし。成金かそうでないかは、個人の価値観の問題であり、前者が悪くて、後者が良いとは一概に言えないのではありませんか。もちろん、過剰な贅沢や浪費はいけませんが、富裕層の分相応の消費にまで文句は言いにくいです。

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