アップルのサービス二重基準 「まずいリンゴ」
米国のアップル社はアフターサービスのダブルスタンダード問題が明らかになり、人々を失望させた。これまでさんざん「消費者の期待を上回るよう努力する」、「消費者一人一人の意見と提案を非常に重視する」といってきたアップルは、なぜこのように「まずい」ことをするのだろうか。「人民日報」が伝えた。
アップルの「まずさ」はアップル自身が抱くイノベーション力、ブランド力、製品力への大きな自信に由来するものだ。中国の消費者はアップル製品を熱愛し、時には溺愛さえしており、アップル社は自信を通り越して傲慢になっていた。昨年第4四半期(10-12月)の中国での売上は前年同期比67%増加し、世界平均の16.9%を大幅に上回った。こうしたことから、行列を作って争うように購入する、非正規品が氾濫する、ダフ屋がやりたい放題をする、広告や市場でのキャンペーンを基本的にプロバイダーに肩代わりさせる。など種々の「怪現象」が起きてきた。
アップルの「まずさ」はわが国で消費者の権利を守る法律・法規が不完全であること、基準が低いことにも由来する。アップルは声明の中で、背面カバーだけでなく、携帯電話ユニット全体や90日間の保証期間などの変更も示唆しており、同業者の多くが「中国の法律に基づく30日間の保証期間」しか提供しないよりはいいが、これによって消費者からの批判をすり抜けようとしている。BMVなどの高級国産自動車もコストを下げるため瀝青のダンピングプレートを採用し、わが国の自動車内の空気の質に関する基準をないがしろにしている。