呼吸道疾患の食事療法
気管支炎や喘息、肺炎などの病歴がある人は春に再発しやすい。高齢者や子どもは肺炎を起こしやすく、また症状も目立たず、高熱や咳、息切れ、胸の痛みといった典型的な症状が表に出ないため、診断が遅れがちである。予防として室内の空気を新鮮に保ち、埃やカビなどのアレルギー源を減少させ、花粉や埃の吸入を避け、あっさりした食事を摂り、たんぱく質やビタミン、野菜、果物を適宜増やすとよい。
気管支炎・肺炎にお薦めの食事療法:ダイコン飴の作り方
材料:ダイコン、ハチミツ。
作り方:
(1)ダイコンを1センチ角に切り、乾いた清潔な容器に入れる。
(2)ハチミツを入れ、きちんと蓋をする。
(3)3日ほど冷蔵庫で漬け込んで、染み出たエキスの水分とハチミツを混ぜる。
(4)飲用する際には少し掬いだしてお湯で割って飲む。咳止めの効果が高い。
(5)もしエキスを出さずに直接飲みたい場合は、ダイコンを細かく切り、3分の1の量のハチミツを加えて混ぜ合わせ、お湯で割って飲む。