きょうの人民日報「微博」--【24日は男女の出会いの日「元宵節」】
春節(旧正月、今年は2月10日)シーズンの締めくくりとされる「元宵節」(げんしょうせつ、旧暦1月15日)を迎えた24日。市民が打ち上げる爆竹や花火が夜空を飾った。しかし、中国中東部地域では、大気汚染が原因の濃霧が再び深刻化。各地の大気の質が悪化した。春節前に購入した花火を同日にすべて打ち上げるというのが中国の伝統だが、大気汚染の原因にもなるため、花火を粗品と交換する活動を始めた地域もある。花火を打ち上げなくても、家族と一緒に暖かい家の中で、楽しい時間を過ごすというのもいいのではないか。
【雨や雪に大気汚染解消の期待】ここ数日、大気汚染が原因の濃霧が再発した中国。中東部では改善が見られたものの、25日の日中から夜間にかけて、北部や黄淮(黄河以南、淮河以北の間)などの地域では依然として濃霧が残っている。今後3日間、内蒙古(内モンゴル)や北部、東北などでは雪や霙(みぞれ)となり、東北のうち吉林省では局地的に大雪となる見込みで、大気の改善が期待される。一方、南方地方では曇りや雨の天気が続く見込み。また、28日から3月2日にかけて、強い寒気の影響を受け、中国の大部分の地域で強風となり、気温が下がると見られている。