中高一貫校に開設された「淑女クラス」が話題 福建
福建省◆浦第二中学(中高一貫校)に開設された「淑女養成クラス」が社会各界から話題を呼んでいる。同校は9日、第一期「淑女養成クラス」の成果は上々で、今後も同クラスを引き続き開講する意向であることを明らかにした。中国新聞社が報じた。
第一期「淑女養成クラス」終了後、受講者の楊暁麗さんは「クラスで学習した姿勢や立ち居振る舞いを実践することで、日頃の学習によるストレスを緩和することができた。また、国学・古典に関する知識を多く学んだことで、自分自身の学習の目標や方向性が、よりクリアになったように感じる」と受講の感想を述べた。
楊さんによると、クラス受講後は、その前に比べ、落ち着きや自信が増し、多くの新しい友達もできたという。
同校の「淑女養成クラス」は、「姿勢・立ち居振る舞い」「青春と美」「国学・古典」「思春期の生理・心理衛生」の4科目で構成された。同校担当者は、「この『淑女養成クラス』は、同校が国学・古典教育を推進する上での優れた教育措置の一環といえる」と強調した。
同校青年団委員会の林小霖書記は、「第一期淑女養成クラスの実施によって良好な成果が得られたことをかんがみ、来学期も引き続き開講する。特に、中等部に重点を置き、中学生の生理的・心理的な特徴を踏まえ、授業科目の一部を適宜変更する方針だ。授業は、中間テスト実施までにすべて終了させる」と話した。
男子生徒を対象とした「君子クラス」を開設する計画について、同校担当者は、「伝統文化を次の世代に引き継ぐ、という点では、男女の区別はない。需要があれば、『君子クラス』を開設する可能性も当然あり得る」とコメントした。(編集KM)
*◆はさんずいに章
「人民網日本語版」2013年1月10日