北京政協会議:高級料理や白酒は出さず、専用車道も廃止 (2)
■交通:専用車道の設置はせず
会議による交通への圧力を緩和するため、会議はできるだけ委員の居住地で行う。全体会議招集時に遠出しなければならない場合、香港や澳門(マカオ)の委員を含め、単独で専用の車道は設置しない。開幕式、閉幕式、人民代表大会開幕式への列席時には、北京会議センターまで集団で移動する。
北京市政協委員2期目の馮俊科・北京市新聞出版局長は「今年の政協会議には、すがすがしい気風を感じている。例えば会場設置では、以前は花や観葉植物が飾られたが、今年は非常に簡素で、横幕1枚以外に余計な装飾はない。委員に配られる資料も大幅に簡素化された。今年は議事日程だけだが、以前は山ほど資料が配られた」と述べた。
「今年の市政協会議は作風、気風が変わった。会議全体の配置と人員の手配に少なからず変化があり、より実務的になり、形式的なものが減った」と北京市政協委員を務める西城区棉花胡同幼稚園園長(党委員会書記)は指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年1月21日