2014年1月17日  
 

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日本代表ホームで戦う高校サッカー決勝

中国メディアが見る日本

 2014年01月17日16:33
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 東京・国立競技場(サッカー日本代表ホーム、1964年東京五輪主会場、2020年東京五輪・開閉会式会場)は先ごろ、5万人を超える観客であふれ、高校サッカーの鮮やかな決勝を見守った。銭江晩報が伝えた。

 結果は富山代表の富山第一が石川代表の星陵を3-2で破り、初優勝した。

 今回の神がかったゲーム展開は、中国のサッカーファンはあまり関心はなかったが、ある事実がすべての人を震撼させたに違いない。このような高水準のゲームは、日本代表でもなければ、Jリーグでもない。第92回全国高校サッカー選手権の決勝にすぎなかったのだ。

 決勝のネット中継で、私たちは両校サッカー部の技術が抜きん出て、パスの正確さ、フォーメーションの巧みさを見た。また、満席となった5万人以上のファンが会場にあふれ、テレビ中継局は上空からの撮影技術も駆使していた。

 決勝は日本サッカー界の名将、三浦知良のエールさえ引き寄せた。日本サッカーの「生きた化石」として、46歳の三浦知良はいまだ引退せず、Jリーグでのプレー最年長記録を更新し続けている。

 富山を代表して出場した富山第一はさらに、地元がこぞって注目した。

 富山県の若者は居酒屋で沸き返った。小学生は体育館に集合し、空のペットボトルを振りながら、先輩達のために応援し続けた。市民の多くは大型施設ホールで中継を観戦した。白髪のお年寄りも少なくなかった。果てはタクシー運転手もすべて、車内で実況に耳を傾けていた。100万人の地方が高校サッカーの試合にこれほど関心を寄せるとは、驚くべき事だ。

 これと明らかな対照をなすのは、我々の中国スーパーリーグだ。昨年のリーグ平均入場者数は1万8千人。これも広州恒大、北京国安のおかげで、杭州緑城のゲームは毎回1万人前後にすぎない……

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