第15回中独国防省実務対話が15日に北京で開かれた。双方は両軍交流・協力、国際・地域情勢について率直かつ踏み込んで意見交換し、多くの共通認識にいたった。
国防部(国防省)の関友飛外事弁公室長によると、現在地域の焦点となっている問題について、中国側は「日本の安倍晋三首相は靖国神社を頑迷にも参拝し、侵略の歴史と一線を画そうとしない。また、軍拡に拍車をかけ、平和憲法の改正を推し進めている。日本側のこうしたやり方が近隣国を含む平和を愛する世界の全ての人々の強い警戒と批判を招くのは必至だ。日本政府は歴史を深く反省して初めて、近隣国と国際社会の信頼を得ることが可能になる」と表明した。
ドイツ側は中国側の立場に理解を示したうえで「ドイツにとって歴史の教訓は痛ましいものだ。ドイツは深い反省を経て、多大な努力を払うことで、国際社会の信頼を勝ち得た」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年1月16日