3月の半ばを過ぎたばかりだが、中国では多くの人がすでに「メーデー(5月1日)5連休」の旅行計画を始めている。
旅行サイト・携程網の統計によると、現時点までに、中国では今年の「メーデー5連休」の旅行関連の予約数が前年同期比150%増となっている。大陸部の海外旅行だけをみても、予約数が前年同期比で約17倍と激増している。
新型コロナウイルス感染症対策が大幅に緩和され、今月15日からは第2弾のリストに基づいて、60ヶ国を対象に海外団体旅行と「航空券+ホテル」のパッケージツアーの商品が発売されるようになったのを背景に、旅行会社の「メーデー5連休」の海外旅行商品が爆発的人気となっていることは明白だ。
旅行会社の広之旅を見ると、当稿執筆時点で、広東省広州から海外に向かうツアー旅行の多くがすでに売り切れていた。例えば、4万9999元(1元は約19.0円)のアルゼンチン13日間の旅や2万9999元のニュージーランド12日間の旅、1万4999元のイラン10日間の旅、2万6000元のスイス10日間の旅などだ。
旅行会社の衆信旅游の関係者によると、「メーデー5連休」に、フランス・スイス・イタリアを巡る商品、スペイン・ポルトガルを巡る商品、スイスだけを旅する商品が特に人気となっている。その他、イランに関する問い合わせも多い。4月26日に出発する2万元のスイスだけを旅する10日間のツアー旅行はすでに予約でいっぱい」という。
旅行メディア・馬蜂窩のビッグデータによると、ここ1週間、「メーデー5連休」の海外旅行関連の人気度が110%以上高まった。現時点で、最も人気となっている旅行先トップ5はタイ、マレーシア、インドネシア、日本、スペインで、ここ1週間、その人気度は100%以上高まっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年3月23日