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輸出額9千億円超!中国製缶詰が海外で大人気

人民網日本語版 2023年03月21日14:57

2023年に入り、一部の国はインフレ率が高止まりし、国内で食品価格が高騰している。中国から輸出された缶詰食品は海外の多くの国で売れ行きが好調で、輸出量が増加を続けている。

中国缶詰工業協会(CCFIA)がまとめた統計データによると、2022年の中国の缶詰輸出量は前年比12%増の312万5000トンに達し、輸出額は同22%増の68億9000万ドル(1ドルは約131.3円。約9046億5700万円)になった。輸出量も輸出額もここ数年で最も多かった。

広東省の食品メーカーを取材したところ、箱詰めされた缶詰がずらりと並び、出荷のタイミングを待っていた。税関の検査が終わると港に運ばれ、遠く海外へと輸出されるという。

同省恵州市のある食品メーカーはそのまま食べられる食品缶詰を主に生産しており、保存や持ち運びに便利なことから、ここ数年はこのタイプの缶詰の輸出が著しく伸びたという。

税関の統計データによれば、現在、中国製缶詰の主な輸出先はアジア、欧州、アフリカ、北米地域となっている。缶詰の種類では、野菜・果物の缶詰の輸出シェアが最も大きく、そのまま食べられる食品缶詰とキノコ類の缶詰もここ2年で輸出量が目に見えて増加した。業界では、「海外でのニーズが増加を続けるのにともなって、中国メーカーの生産拡大が加速し、輸出される缶詰製品の種類と総量も引き続き増加するだろう」と見られている。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年3月21日

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