今月21日から27日にかけて春節(旧正月、今年は1月22日)に合わせた7連休となった中国では、土産をカバンにいっぱい詰めた帰省客らのUターンが始まっている。
遼寧省丹東市の丹東駅では、同市の特産品であるイチゴの入った発泡スチロールの箱を持った旅客の姿が人々の話題を集めている。
箱に入れられているのは丹東市の特産品である大粒のイチゴで、丹東駅内にはイチゴのあまい香りが漂っており、「イチゴ駅」と改名してはと言われるほどだ。
丹東市産のイチゴは近年、中国全土の各スーパーや果物店の「センター」を占める存在となっている。そのため丹東市に帰省する人にとっては、丹東から持ち帰る「お約束の土産」にもなっている。
またイチゴだけでなく、バカガイやワタリガニ、栗、ブルーベリー、モモなども丹東市の特産品であることは注目に値する。さらに複数の民族が住んでいる同市では、満族が人口の32%を占めており、各種軽食のラインナップも豊富で、グルメの「食べ歩き」スポットとも言うことができる。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年1月30日