四川省の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地(以下、「パンダ基地」)内にあるジャイアントパンダ博物館にこのほど、新たな仲間としてリアルなパンダ型ロボット「小川」が加わった。世界初となるこのロボットはリアルな見た目を再現しており、多くの来場者が足を止め、ロボットとの会話を通じて、パンダに関する科学知識を学んだり、パンダの秘密に迫ったりしている。中央テレビニュースが報じた。
インタラクティブタイプのロボットである「小川」は、制限を設けないシーンでのヒューマンコンピュータインタラクションのパラダイムやコンピュータシステムの基本行為ロジックのパラダイムといった面で、重要な進展を遂げている。人との会話や交流において、「小川」は喜怒哀楽に応じて豊かな表情を見せることができるほか、ハグするポーズをしたり、耳を動かしたり、瞬きしたりと様々な動きを見せることもできる。中国科大機器人(ロボット)実験室の陳小平主任は、「『小川』は当実験室が研究開発した最新型のマルチモダリティインタラクションシリーズのロボットで、ロボットは感情のレベルや種類を調整することで、子供たちとのより生き生きとした交流を可能にしている」と紹介している。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年1月28日